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ハブダンパー交換

当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は
一切負いませんのでご了承ください。作業はあくまで"自己責任"で行ってください。

ボルはこの部品が結構傷みやすいです。
ハブダンパーとは、リヤホイール部のハブ内にあるゴム製のショックアブソーバーです。
クラッチを繋げると「カッコン」となってきたら、ここが問題ですね。(何と分かりにくい表現だ!)
ゴム製品は消耗品なのである程度の弾力が必要なのですが、
ヘタってくると弾力がなくなり発進時等のショックが吸収出来なくなります。
ナップスでもボルティ用のスズキ純正品が吊るしでありましたので需要が高いのでしょうね。
 
交換方法
リヤホイールを外し、リヤスプロケットのベース部分を外し、古い物と新しい物を交換します。
たった一行の作業ですが、慣れていなければリアタイヤを外して元に戻すだけでも大変です。
私も一度は体験したかったのでやって見ました。結果は外すの簡単、組み立て大変っと・・当たり前ですね。

リアホイールの外し方
 ←跨った時の右側後輪部
・車体の下にジャッキ等をかませて車体を安定させる。
・ブレーキアジャストナット@と、割ピン及びトルクリンクナットAを外す。
 

・リアアスクルナットBを外す。
跨った時の右側が19mmメガネで、左が17mmメガネです。外すときは左は抑えだけで、右レンチに力をかけて回す。 
 

・左右のチェーンアジャスタCを緩める。
 

 ↓・プラハン等で軽く叩きながら、リアアスクルシャフトを抜く。
 
              ・ホイールを前に押し出し、チェーンを外してホイールを外す。 ↑

ホイールを外す時の注意点
チェーンの下には新聞紙等を必ずひいて地面の砂や土を付かないようにすること!


リアアスクルシャフトを抜くと左右のスペーサと左右のチェーンアジャスタが、外れるので注意すること。
 

リヤスプロケットのベース部分とドラムブレーキのベース部も外します。
 

スプロケの下から本日の主役ハブダンパー登場! ドライバーでちょっと持ち上げて外します。
 
周りにはゴムのカスが一杯、カス掃除をして新品ダンパーを組み込みます。

 左使用後、右新品 
う〜ん、見た目は殆ど変わらない(笑)

 
せっかくスプロケ外したので、普段は手の届かない所なのでお掃除を・・・。
ただべっとりしているんだよね〜ここって。
磨きたい病を発症してしまいました。
まずはベアリングとかにパーツクリーナーが入らないようにマスキング。
パークリで油を落として、コンパウンドで磨いて仕上げにCRC666
なんだか綺麗になったかどうだか怪しいですがとりあえず終了。
ブレーキ側もシューダストを掃除しました。こちら側は当たり前ですが油分厳禁!

後は外したのと逆方法で組み込みます。
想像していた通り、慣れないとホイールにアスクルシャフトを反対側まで貫通させるのが難しい。
 
2人いれば楽勝なのに、タイヤは重いし、微妙にずれるし、あ〜男の子が欲しい(笑)
なんとかジャッキ&力技で貫通成功!ちなみにリアアスクルナット締め付けトルクは65N・mです。

そろそろと試運転、まずは後輪のブレーキ効き確認をば・・・。効きが甘いので微調整。
良くなったので近所への試運転&買い物へ。おぉ!「カッコン」がなくなりスムーズになった〜。

自己満足度の高いメンテナンスでした。

足回りメンテですので初心者・自信の無い人はバイク屋さんで交換してください。
特に乗車前の点検及び1000キロ毎の点検をしていないような人はご自分での交換は行わないでください。
作業ミス及び点検の怠慢による故障は重大な事故と直結します。

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