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当ホームページ閲覧による作業等での怪我、事故、 トラブル に関しての責任は一切負いませんのでご了承ください。作業はあくまで”自己責任”で行う事。

「エンジンが始動しない」
ボル乗りの間ではよく耳にしますね。
セルが回るのにエンジンが掛からない場合は、キルスイッチ→プラグの順で疑って見ましょう。
また、この車種はトコトコ低回転で乗る人が多いのでプラグがかぶりやすいのも
特徴ですね。
メンテ本では1000kmまたは1ヶ月毎の推奨になていますが、私の場合は年に2・3回程度の点検です。プラグの交換も5・6000kmと言われていますが10000km位になってしまいますね。

【作業手順】

@.工具の取り出し
  ・右サイドカバーを外します。
  ・バッテリー下のカバーを外すと工具が収納されています。





A.プラグキャップの引き抜き
  ・必ずプラグキャップを握って外します。ハイテンションコードを引っ張ると断線を引き起こすことがありますから注意しましょう。
  ・プラグ周辺にゴミ・水分・油分がある場合はきれいにします。





B.プラグを外す
  ・車載工具のプラグレンチでプラグを外します。プラグレンチを回す棒はプラスドライバーを差し込みます。
  ・プラグレンチである程度緩めれば、あとは手で回ります。





C.プラグの清掃
  ・真鍮ブラシで電極部分およびその周辺、ねじ山部分を磨きます。





D.エンジンが掛からないケースで、セルは回るのにエンジンが掛からない場合は、プラグの火花をチェックします
  ・写真のようにプラグをキャップにはめて、電極部分をエンジンのフィンにのせてセルを回します。プラグキャップはカチッとなるまで差し込みます。
  ・火花が出ていればOK。出ていない場合は、キルスイッチが「RUN」になっていれば、電装系のトラブルなので、テスターを使えない人はバイク屋さんに行きましょう。





E.プラグの組み付け1
  ・プラグレンチにプラグを差込み、手でそれ以上回せなくなるまで締めていきます。





F.プラグの組み付け2
  ・最後にプラグレンチで45度程度回します。
   それよりも手前で硬くなった場合は無理に締めないようにしましょう。
   締めすぎてエンジン側のねじ山がばかになってしまうと修理に莫大なお金が掛かってしまいます。





G.プラグキャップの組み付け
  ・カチッとなるまで差し込みます。

   以上で作業完了です。

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